洋式トイレの取替は比較的簡単なリフォームなので経験の浅い方でも要点さえ押さえれば簡単に現地調査をすることができます。 段階分けして採寸場所・見るポイントを説明しますので頑張っていきましょう。
見る所や注意点
- 見る所① 品番
- 見る所②排水芯
- 見る所③コンセントの有・無
- 注意点①日焼け跡
- 注意点②止水栓のぐらつき
※トイレ全体の写真は必ず撮るようにしましょう。
見る所①品番
便器の下側に品番が記載されています。
品番から便器の排水芯を確認できます。メーカーや問屋へ確認しましょう。
もしくはWEBで検索する事もできます。
https://iinavi.inax.lixil.co.jp/products/toiletroom/contents/pdf/drain_s.pdf
見る所②排水芯
品番が無い場合は、トイレ取付のビスキャップの位置で分かります。
トイレ背面よりビスキャップ位置までを測ろう。
壁だしの配管の場合は床から芯までを測ろう。
その他の排水芯 注意すること
見る所③コンセントの有・無
ウォシュレットが無い場合はコンセントも無い場合もあります。
普通便座からウォシュレットに取替する場合、コンセントが必須です。
因みに壁つけのリモコンは電池で動きます。
注意点① 日焼け跡
トイレの取替時に新しいトイレと古いトイレのサイズは変わる場合が多いため、床とトイレの設置面が新しい物の方が小さくなると跡が見えてきます。
お客様へメリットだけで無く、デメリットもしっかりと説明しましょう。
逆に信頼感を与える事もあります。
注意点②止水栓のぐらつき
トイレ取替時に止水栓も取替をしますが、止水栓がぐらついている場合は隠蔽部で給水管が折れてしまう場合があります。
現地調査の際に軽く触っておきましょう。