現地調査は人間で言えば問診、健康診断にあたります。
リフォームは新築と違い、現状を知ることが何よりも重要です!!
現状を知らなければ計画を立てようが無いから。
現状を適当に判断して何とかなる工事もあるが、プロであるならば
道具にこだわろう!!
道具① スケール
長さ5mほどで腰に取り付けできるものがオススメ。
出来れば長く出しても折れにくい物を選ぼう。
これが一番使います!!
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道具①.5 レーザー距離計
スケールでも十分ですが、お客様宅は荷物があってスケールが伸ばせない事も。
お客様宅でレーザーを使っているとプロっぽく見える事が多い。
(現地調査ではパフォーマンスも大事)
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道具② カメラ
デジカメでもスマホでも可
今はスマホでも画質が良い上、データの移行も簡単なので
スマホがオススメです。(もしくはタブレット)
360度カメラを使う方もいますが、僕は必要ないと思います。
※写真を撮る際は必ずお客さんの許可を取ってから!!
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道具③ 方眼紙
築年数が古いと図面を持ってない方大勢いらっしゃいます。
(お客さんは購入時にしかほぼ見る事無いと思います。)
方眼紙の1マスを909ミリで書くと描きやすいです。
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A3判↑↑
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A4判↑↑ こちらの方が僕は使いやすいかな。
道具④ 打合せ記録(複写)
リフォームで多いクレームが言った言わない。
クレーム防止にも役立つ。
さらに打ち合わせ記録をきちんと書く。さらに
次回打ち合わせ時に見ながら話せるとよりgood!!
(書く内容はお互いの決め事。
例 次回○○のお見積りを作成します。
次回○○日にお伺いします。
図面をお借りしました。次回お返し致します。等)
乱雑でメモ代わりに使うなら、現地調査終盤5分程で
内容をまとめましょう。
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↑↑こちらは会社の名前入りで作った方が良いと思います。
道具⑤ クラックスケール
基礎や外壁のひび割れを確認出来ます。
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道具⑥ レーザーレベル
建物は年数が建つと傾きや歪みが出るものです。
(地球は動いてますからね。)
柱の傾きや床のレベルが悪いと仕上がりにかなりの
影響を与えます。
既設がカーペットや畳だと分からないが、
フローリングにした際にすごく目立ちます!!
このクレームもかなり多いし、手直しがかなり大変なので
要注意!!
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道具⑦ 打診棒
タイルの浮きや外壁の浮きがわかります。
浮いたタイルの上に施工するのは、ハツリの
振動で隣の部屋のタイルが取れたり、玄関タイルの上から
重ね張りした際にはがれる危険性があります。
さらに浴室の高基礎の確認も出来ますよ。
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道具⑧検査鏡
見ずらい場所の確認に。
水切り下はかがんでも見えませんからね。
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道具⑨ 検電器
あなり使わないが、離れや防水コンセントの確認に。
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道具⑩ サーモカメラ
今では国も力を入れている住宅断熱。
これで建物調査報告書を作成して他社との差別化を
図りましょう。
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道具⑪ 脚立
天井裏や点検口を確認する際に一役買ってくれます。
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道具⑫ 養生マット
脚立の下や、仮置きの場所に。
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道具の使用時の注意事項
脚立を立てる際や採寸時に物を移動したりする事があります。
その際は既設の物に気をつけて使用しましょう。
養生マットや脚立に靴下を履かせるなどの気遣いをしましょう。